試行錯誤のGemini 3 Pro体験記
Google AI Studio APIでの高額課金、Copilotプレビューでの格闘、そして料金体系の変更。AI時代の従課金モデルとの付き合い方を考える。
こんにちは!パン君です。
今回は私が体験したZed IDEで Copilot経由で Gemini 3 Proを利用した件についてまとめてみました。
2日で5,000円が溶けた話
Gemini 3が出て数日、ベンチマークやらこのプロンプトでこれが作れた、などなど
色んな情報が一気に飛び交って「これはやって体験するしかねぇ」となり、躊躇なく Google AI Studio 経由で GCP にプロジェクトと API 登録を済ませて Zed に API Key を登録....
使いに使い倒しました。
プロンプトで正確な情報をポンポン大量に投げとけば、秒で目標が達成できてしまいました。
少し休憩と思った2日後頃に GCP を確認すると $5000$ 円弱の請求が発生していました... 怖すぎて秒で GCP の API を削除しましたね
冷静に考えればAPIの従課金制度なので当たり前なのですが、
そのときの自分の利用ペースと課金レートの認識が甘すぎました。
やっぱり月定額しか勝たんですね
やってられんです
Copilotに突如現れた Gemini 3 Pro のプレビュー
API利用を諦めて数日後、普段利用している Copilot に異変が
「Gemini 3 Pro プレビュー は Copilot Pro プラン以上の方はご利用できます」
はい、当然秒で....
因みに Zed はGitHubアカウントと連携できるので、API発行、登録の手順はいらずでして、
なんなら Google AI Studio の API Key取得とか管理とかいらないから、なおさら便利でした。
使えたり使えなかったりの謎挙動
しかし、喜びもつかの間。
作業中にCopilotが エラーを吐いて応答しなくなる 事態が頻繁に発生し始め、仕事にならないので調べました。
解決
ネットの情報を漁っていると同じ現象に悩まされている人が大量におりまして
その中で崇め奉られるかのように感謝されている人を発見しました。
簡潔なやり方を述べておくと
チャットの初手に適当なファイルを 読み込ませるだけ のプロンプトでリクエストを送る
以上です。 マジで動作しました。
ソースは下記だが、これと公式ドキュメントを合わせて読んだらかなり納得しましたが、
公式ドキュメントの言葉が少し曖昧でしたね。
にしても解析したこの人が凄すぎる...
ai.google.devThought Signatures | Gemini API | Google AI for Developers
まとめ?
というかんじで現状は無事使い倒せています。
自宅常駐サーバーで LLM 導入して専用AIを利用する方向とかもいずれできたらやりたいですね。
会社とかにセキュリティ面でぐちぐち言われて使えない~みたいなのが嫌なので先に手段を増やしておくのは大事です。
何年後に「自分で組んだ方が早い」なんていえなくなる時代がくるかも と備えること自体はできるし、
「エンジニアがいらなくなる」将来はないかもですが、「~エンジニアはいらないなぁ」は発生する可能性があるので、胡坐書いてAIに足元すくわれるのだけは避けたいですね。
せっかく有望な未来があるのですから
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